野口英世(医学博士)
現在、地球上のいたるところで大気汚染、環境悪化などによる酸素不足が起きています。
数百年前は25%近かった大気中の酸素濃度が現在では平均して21%まで落ちています。
更にストレス、不規則な生活習慣、喫煙、飲酒、体力の衰えによって、現代人は慢性的な酸素不足に陥っています。
空気中の酸素濃度が低下することを「酸素欠乏症」と言い、人体が酸素濃度18%未満の環境におかれると生じます。
酸素不足は様々な疾患の引き金になる可能性もあり、大変危険です。
また、血中酸素濃度が低い人は、痩せづらい体質になってしまったり、疲れがとれにくくなることもあります
我々人間は、もともと持っている性質で、気圧の変化が体に大きな影響を与えています。
例えば「曇り、雨、台風の日の低気圧時」には、片頭痛・関節の痛み・腰の痛み・精神的に不安定になる等の症状が現れ、逆に「晴れの日の高気圧時」には、曇りの低気圧時とは違い、カラダの調子が良いことが傾向としてあります。
片頭痛に苦しんでいる人の多くは、病院に受診しても「ただの頭痛」と軽んじられ、我慢と鎮痛剤でしのいでいるのが現状。
清水俊彦医師は、そんな「頭痛持ち」の窮状に光をあて、TVや新聞、著書で精力的に啓発を行っている頭痛治療のエキスパート。「頭痛は我慢すべきではない」という考えのもと、頭痛の種類、原因を丹念に調べ、患者ひとりひとりに最も適した診療を探る。
同病院のほか、複数のクリニックで、一日200人以上の患者の診療を行う超多忙な中で、患者会の顧問など、患者の支援活動も積極的に行っている。
患者さんのいるところにはどこでもはせ参じる、そんな考えの下、最近では伊豆大島の大島医療センターにも月に1回頭痛外来を開設し、頭痛や片頭痛に関連して経年性に起こる耳鳴りやめまいなどの脳過敏症候群の治療にもあたっている。
担当診療施設
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東京女子医科大学本院/東医療センター(東京都)
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汐留シティセントラルクリニック(東京都港区)
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獨協医科大学神経内科(栃木県)
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小山すぎの木クリニック(栃木県小山市)
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伊豆大島医療センター(東京都大島町)
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脳と心のクリニック(茨城県阿見町)
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マミーズクリニック(東京都目黒区)
※タイムワールド社ホームページより引用
全身の酸素消費量の20~25%は脳で消費すると言われています。
脳の働きが活発になると、通常よりたくさんの酸素が必要となります。
そして、酸素が十分に供給されると、脳は活発に働いているα波を出している状態になります。
この状態は、集中力や記憶力が高まっていることを示します。
全身の酸素消費量の20~25%は脳で消費すると言われています。
脳の働きが活発になると、通常よりたくさんの酸素が必要となります。
そして、酸素が十分に供給されると、脳は活発に働いているα波を出している状態になります。
この状態は、集中力や記憶力が高まっていることを示します。
疲れは、筋肉に乳酸が溜まっていくと感じるようになってしまいます。
肩のコリや身体のだるさも乳酸の仕業です。
酸素はこの乳酸を炭酸ガスと水に分解して体外へ排出します。
プロ野球チームやサッカーチームなどが酸素カプセルをチーム内に設置しているのは、
この効果を狙ってのことが多いのです。
糖分や脂肪を燃焼させる脂肪分解酵素のリパーゼが活動するためには、十分な酸素が必要です。
酸素を身体に取り込むことで、新陳代謝をアップさせ、脂肪燃焼を促進し、普段の基礎代謝が高まります。
また、体内の脂肪量には脳内の物質も関係してきます。
脳に酸素を大量に取り込むことで、身体の脂肪量を調節する脳内物質のレプチンが増えてくるといわれています。
このレプチンが正しく働くことで、余分な脂肪を溜め込まないように脳が身体に指令を出してくれます。
そうすることで、太りにくい体質を作ることにもつながるのです。
イングランド代表のサッカー選手、ベッカム選手が、ワールドカップ直前に骨折をした後、
驚異的な回復を見せました。
この時ベッカム選手が使ったといわれるのが高気圧酸素療法です。
酸素カプセルも、ケガの回復には同じような効果があるといわれています。
というのも、筋肉や靭帯の損傷や骨折などで傷ついた細胞を再生するには、多くの酸素を必要とするからです。
また、手足の末端にまで届く溶解型酸素は、細胞の活動を活発にし、血行を促進します。
酸素カプセルで細胞に届けられる溶解型酸素は毛細血管も通りやすいため、皮膚細胞の活性化も期待でき、
新陳代謝も活発になるため、皮膚の再生サイクルが正しく整えられ、美肌効果が期待できます。